シナモン
女性は冷えに悩まされることが多く、代謝機能や免疫力の低下などを引き起こしてしまう場合もあります。
そこで今回は冷えに効くスパイス「シナモン」をご紹介します。
シナモンとは、お菓子作りに使われることが多く、独特の香りとほのかな甘み、そしてかすかな辛みを持つのが特徴です。
細長く巻いたシナモンスティック、粉末状に加工したシナモンパウダーなどがあり、珈琲や紅茶、りんごをはじめとしたフルーツ、さつまいも、かぼちゃとの相性も抜群です。
シナモンは桂皮とも呼ばれ、漢方に多く用いられる生薬の一つです。
血行を改善し、体を温める働きがあり、冷えが原因で起こる下腹部や腰の痛みなどを緩和する作用があると言われています。胃腸を温める効果もあるので食欲不振で便秘に困っている人にもおすすめです。
また美容効果、生活習慣病予防、殺菌効果なども期待されています。
ただ、シナモンの種類によっては肝機能に影響を与えるクマリンという成分が多く含まれるものもあります。一般的な食生活においてはそれほど心配することはありませんが、過剰摂取には注意が必要です。
妊娠中や授乳をしている人は控えるようにしましょう。